銀座三越、自主編集売り場「ジャパンエディション」を刷新

3年ぶりに刷新された三越銀座店「ジャパンエディション」。

3年ぶりに刷新された三越銀座店「ジャパンエディション」。

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 銀座三越(中央区銀座4、TEL 03-3562-1111)は3月6日、7階「ジャパンエディション」を3年ぶりにリフレッシュオープンした。

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 今回のリニューアルは2004年、同店の自主編集売り場としてオープンしたジャパンエディションを「伝統の中に現代的な解釈を加えた、質の高い本物の日本を紹介するショップ」というコンセプトで取扱商品を一新するもの。

 新たに、「『日本らしさ』を見つめ直す提案」(同社)を行う自主編集コーナー「プレミアムセレクト」を設け、友禅染で知られる「岡重」の羽織の裏生地柄を復刻した小物や、帯と着物などを取り扱う専門問屋「細尾」の帯地を使用したテーブルランナー、「金襴織物」で知られる「岱崎(やまざき)織物」の西陣金襴トートバッグなど、京都商工会議所のJAPANブランド育成事業「京都プレミアム」に参画、パリで開催された国際見本市「メゾン・エ・オブジェ2007」にも出展したブランドを取り扱う。

 そのほか、デザイナーのオリジナル小物や和紙などを販売する「BINGATAYA」の和紙桐箱、創業300年の香の老舗「松栄堂」のお香なども展開。オープンを記念し大正3年に発刊された三越のPR誌表紙を飾った杉浦非水さんのデザイン画を使用した「銀座三越限定お香」(1,050円)も販売している。

 売り場では絞り染めを用いたさまざまな商品も展開。「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」デザインストアでも商品が取り扱われている「片山文三郎商店」が百貨店の常設店として初めて登場し、1本の輪ゴムを使用し大きさに応じてアレンジができ、ケープやインナーとしても使用できる絞り染めスカーフや洋服、帽子などを取り扱う。

 同店広報担当の山田明美さんは同売り場について「日本も含め、『世界から見た日本』的な商品を集めた」と話している。

銀座三越

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