東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3)で来年1月10日、「自選シリーズ 現代日本の映画監督 5 押井守」が始まる。
同監督はテレビアニメーションの絵コンテ、演出を経て1983年に「うる星やつら オンリー・ユー」で劇場映画監督としてデビュー。「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」、劇場版「機動警察パトレイバー」2部作、「GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊」などの作品を監督したことで知られる。
12プログラム・20作品を上映する今回の特集は、押井監督の過去最大規模の特集上映。12プログラムの全てには押井監督による、「二度目の処女作」(=「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」)、「デジタルの勘違い」(=「GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊」)、「身体論の行方」(=「INNOCENCE イノセンス」)、「戦後映画の終焉(しゅうえん)」(=「立喰師列伝」)といったユニークなタイトルが付けられている。
1月10日と21日には同監督のトークイベントも開催予定。
料金は一般520円ほか。月曜休館。1月22日まで。