松坂屋銀座店跡地を含むエリアの再開発事業によって生まれる複合施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」(中央区銀座6)で2月1日、竣工(しゅんこう)式が行われた。
「GINZA SIX」は、地下6階・地上13階建てで、延べ床面積は約14万8700平方メートル。地下2階~地上6階と13階の一部は241店舗が入居する大規模商業施設となるほか、オフィスや「観世能楽堂」などが入る。商業施設と観世能楽堂の開業は4月20日を予定する。
同施設の外観デザインは建築家の谷口吉生さんによるもので、「ひさし」と「のれん」をイメージしたファサードデザインを採用。「ひさし」「のれん」は「人々を迎えるのにふさわしい伝統的な日本の形式」で、店舗や流行が変化した時でも「のれんを掛け替えることで新しいイメージを演出することができる」という。