![てんぷら山の上Ginzaで提供する「特製天丼『豪麓』ごうろく」](https://images.keizai.biz/ginza_keizai/headline/1494988563_photo.jpg)
山の上ホテル(千代田区)が「GINZA SIX(ギンザシックス)」(中央区銀座6)13階に「てんぷら山の上Ginza」をオープンして約1カ月がたった。
山の上ホテルは川端康成、三島由紀夫、池波正太郎などの文豪が定宿として使い、時には「カンヅメ」になって執筆活動をしたことでも知られる老舗ホテル。
「てんぷら山の上Ginza」は同ホテル内にある「てんぷらと和食 山の上(本店)」の姉妹店。「粋人の集う銀座」で、伝統の継承だけにとどまらない「新たなおいしさの世界を開く新提案」を目指すという。
エントランスには茶屋をイメージした建築物を設け、店内の椅子やテーブルは日本の家具職人によるハンドメード品を使うなど、落ち着いた「和のしつらえ」にこだわった。
樹齢200年以上のヒノキ無垢(むく)材を使ったメインカウンターの奥には、山の上ホテルで創業当時から使われてきたものと同じ、氷を使った冷蔵庫を設置。ゴマ油100パーセントの油をオリジナルの配合で使い、油の継ぎ足しはせずに、数人分を揚げるごとに新しい油に入れ替える。
ランチタイムには「おまかせ(一)」「おまかせ(二)」「野菜のおまかせ」(「天ばら弁当」「特製天丼『豪麓』ごうろく」などを提供。
ディナータイムには「『紫』野菜のおまかせ」「『藤』季節のおまかせ」「『藍』山の上のおまかせ」などのコースのほか、「お好みてんぷら」も用意する。
営業時間はランチタイム=11時~15時、ディナータイム=17時~23時30分。第2水曜定休。