「Art Gallery M84」(中央区銀座4)で現在、「世界的著名作家によるヌード写真展『エロスの競演』」が開催されている。
会場には、マグナム・フォトを経て「ヴォーグ」などに掲載されたファッション写真でも知られたジャンルー・シーフさんの作品をはじめ、ベッティナ・ランスさん、イリナ・イオネスコさんら14人の作家による38点の写真作品が並ぶ。
秘密警察の監視を逃れながら「個人のエロスの自由」をテーマにプラハで制作を続けたヤン・サウデックさんによる日本初公開の作品も展示する。
作品は全てゼラチンシルバープリントで、価格は額装込みで5万4,000円~61万5,600円。
同ギャラリーオーナーの橋本正則さんは「『ヌード写真』と一口に言っても快楽やエロチシズムといった切り口だけではなく、人体を静物としてとらえるアプローチや自然な肉体美など、表現の仕方はさまざま。歌手・マドンナさんの若き日のヌード写真など珍しい作品も展示する。この機会にヌード写真の幅広い可能性に目を向けていただければ」とも。
開廊時間は10時30分~18時30分(最終日は17時まで)。日曜休館。入場料は1,000円。11月4日まで。