東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)E1ホールで11月20日、「第12回ロングステイフェア2017」が開催された。主催は一般財団法人ロングステイ財団。
同財団の常岡武事業部長は「ロングステイ」について、「海外の一定地域に長期間にわたって滞在し、異文化社会に身を置いて生活するように余暇を楽しむこと」と解説する。
「ロングステイフェア」は、「もっと楽しく、良い暮らしをしたい」というシニア層をはじめ、スポーツ・観光・キャリアアップ・リハビリテーション・ボランティア・留学などさまざまな目的でロングステイを計画する人を対象に2006年にスタート。現在は日本国内での「ロングステイ」を紹介するブースも増え、ロングステイに関する最新情報をワンストップで収集できる日本最大のイベントとして注目を集めているという。
今回は、各国政府観光局・地方自治体や民間企業など69団体が出展。8025人が来場した。
「今年から会場を東京国際フォーラムに移し、各業界の有識者や専門家によるセミナーも充実させることができた。バケーション滞在先からインターネットを使って会議に出席したり、半日だけ業務をしたりするというような、海外では一般的になってきている働き方『ワーケーション』の紹介も行った」と常岡さん。
「人生100年と言われるようになった昨今、ライフスタイルとして注目が集まっている『ロングステイ』を、これからももっと普及させていくことができれば」とも。