GINZA TANAKA(中央区銀座1)はバンダイ(本社=台東区)と共同で「純プラチナ製 機動戦士ガンダム『GUNDAM FIX PLATINUM』」を製作した。
同モデルは、同社の「プラチナの新しい価値を創造したいという思いとガンダムというキャラクターを世界に向けて発信したいというバンダイの思いが合致し製作されたもの」(同社)で、バンダイがキャラクターを活用した新しい取り組みを同社へ提案したことがきっかけで企画がスタート、デザインから製作に約2年を費やした。
純プラチナを用い、89個のパーツを組み立てて作られた同モデルは、アニメやゲームなどを中心に手がけるメカニックデザイナー・イラストレーターのカトキハジメさんがアートディレクションを担当。全長約125ミリで、重さは1.4キログラム。頭部の「カメラアイ」部分に0.15カラットのダイヤモンドを使い「ガンダムの恒久的な世界観に『貴金属の王』と呼ばれるプラチナを使用し世界で1つのマスターピースを完成させた」。
4月12日からスイスで開催される世界最大の時計・宝飾品の国際見本市「BASEL WORLD 2007」のプラチナ・ギルド・インターナショナルブースで初展示された後、日本国内のイベントへの出展も予定。販売を予定していないが、参考価格はアメリカドルで25万ドル相当だという。