パタゴニアが舞台の「ラテン版わらしべ長者」映画、先行公開

パタゴニアを舞台に撮影された「ラテン版わらしべ長者」映画「ボンボン」。

パタゴニアを舞台に撮影された「ラテン版わらしべ長者」映画「ボンボン」。

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 シネカノン有楽町(千代田区有楽町1、TEL 03-3283-9660)は4月14日より、映画「ボンボン」を先行上映する。

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 アルゼンチン南部・パタゴニアを舞台に撮影された同作は、1人を除き素人の役者を起用。主役のフアン・ビジェガス役を演じているのはフアン・ビジェガスさん本人で、広告業界で映像監督の経験や、ベネチア映画祭銀獅子賞(監督賞)受賞経験を持ち「ドキュメンタリーは真実に肉迫する力を持っている」と考えるカルロス・ソリン監督がリアリティある演出を、とガレージで20年間働いているビジェガスさんをスカウト。また、多くのキャストが本人役で出演している。

 ストーリーは、まじめに勤務していたガソリンスタンドをクビになって以来仕事が見つからない主人公が人助けのお礼に大きな白い犬「ボンボン」をもらったことから始まる「ラテン版わらしべ長者」。同作は2004年スペインのサン・セバスチャン映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、同年のトロント国際映画祭に正式出品され大きな話題を呼んだ。「109シネマズ川崎」とあわせて先行上映が行われ、全国で順次公開される。

ボンボン

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