プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)は4月12日、母の日に対する意識調査の結果を発表した。
調査は4月2日から4月9日にかけて同店メールマガジン会員へアンケート調査を行ったもの。回答者は444人で、すべて女性。年齢層は17歳~64歳、平均年齢は34歳。独身者は51%、既婚者は49%で、子供がいる人は24%、子供がいない人は76%。
実の母娘の場合は、「母の日ギフトを贈るか」の問いに86%が「贈る」と答えたが昨年より3%ダウンした。「ギフト予算」は、全体の平均が9,227円、未婚平均は10,445円、既婚平均が8,105円で、全体平均は3年ぶりに10,000円を割る結果に。最高額は「10万円の花束」。
「贈りたいギフト」の1位=花(「プラス何か」を含む。35%)、2位=ファッション小物(14%)、3位=お菓子・ケーキ類(13%)という結果で、3位のみ昨年の「洋服」という結果に。今回初めて加わった質問「ギフト選びのポイントは?」1位には「母親の欲しいもの、好みのもの」(39%)、2位に「オシャレなもの/普段使えるもの」(各16%)、3位は「普段よりちょっと贅沢なもの」(15%)がランクインした。「母の日ギフトが欲しいか」の問いには93%が「欲しい」と回答(昨年96%)。欲しいギフトの1位は花(31%)、2位にお菓子・ケーキ類、3位ファッション小物という答えで、「贈りたいもの」と「欲しいもの」がほぼ一致する結果となった。
義理の母娘(嫁姑)の場合は、「母の日ギフトを贈るか」の問いに69%が贈ると答え、80%だった昨年の回答から下降が見られ、「ギフト予算」平均は6,483円と、こちらも昨年の7,627円を下回る数字に。最高額は「3万円の花束」。
「贈りたいギフト」の1位=花(「プラス何か」を含む。48%)、2位=お菓子・ケーキ類(13%)、3位=ファッション小物(11%)で、1位は昨年と変わらず、2位と3位が入れ替わる結果となった。
「母の日にこんなサービスがあるとよいものは?」には1位=母娘で一緒に楽しめるor得するサービス(23%)、2位=母の日限定のプラン(レストランでの食事、エステ、旅行)、3位=メッセージカード類のサービスなどがランクイン。「母娘で変身写真撮影」や「母娘が同部屋でうけられるエステ」などが多く挙げられたという。
母をいたわり、感謝を表す日である母の日は、20世紀初頭にアメリカで始められたとされ、1914年にアメリカの祝日として制定。日本では1915年ごろ教会で行われるようになり、昭和時代には3月6日が母の日とされていたが1949年頃からアメリカの例に倣って5月第2日曜が母の日とされている。現在、母の日はヨーロッパ、スペインやポルトガル、アラブ首長国連邦などの中東や韓国などでも行われるなど世界中で認知されている。