映画館「東劇」(中央区築地4)で8月4日、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演されたオペラを日本語字幕付きで上映する「METライブビューイングアンコール上映2018」が始まる。
「METライブビューイングアンコール上映2018」で上映する「マノン・レスコー」
ヴェルディの「ドン・カルロ」、ロッシーニの「セヴィリャの理髪師」、プッチーニの「トスカ」、モーツアルトの「魔笛」、ビゼーの「真珠採り」、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」など、過去に上映した作品の中から「選りすぐり」の27作品を上映する。
昨年亡くなった世界的バリトン歌手、ディミトリ・ホヴォロストフスキーさんの追悼のため、「エフゲニー・オネーギン」「イル・トロヴァトーレ」「エルナーニ」「仮面舞踏会」も上映される。
松竹(築地4)の藤巻詩織さんは「METの絢爛豪華な名舞台や豪華歌手の夢の競演がスクリーンを華やかに彩る企画。上映ラインアップも『トゥーランドット』や『蝶々夫人』など、初心者の方にも気軽に楽しんでいただける」と話す。
「暑い夏は涼しい映画館で、世界最高のオペラを楽しんでいただければ」とも。
料金は、一般=3,100円ほか。「特別鑑賞券4枚セット」(1万400円)も用意する。10月5日まで。