「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」(中央区銀座5)が8月9日、昨年3月に営業を終了したソニービルをリニューアルする形で「開園」した。
約707平方メートルの地上部と地下4層の「ローワーパーク(Lower Park)」で構成され、ソニービルの特徴的な構造を残しつつ、地下3層を貫く吹き抜けを持つ「垂直立体公園」で、2020年秋までの期間限定施設。
地上フロアは「買える公園」がコンセプトで、「プラントハンター」の西畠清順さんがプロデュースする「アヲ GINZA TOKYO」で世界の植物を購入することができる。
ローワーパークには、藤原ヒロシさんがディレクターを務める、コンビニエンスストアをコンセプトにしたショップ「THE CONVENI」や飲食店などが入るほか、期間限定のローラースケート場や当日まで出演者を明かさない「Park Live」などの催しも用意する。
ソニー企業(銀座4)代表取締役社長・チーフブランディングオフィサーの永野大輔さんは内覧会で、「建て替えのプロジェクトが始まった時、旧ソニービル竣工時のコンセプトである『街に開かれた施設』をヒントに『公園』というアイデアが生まれた。都市のプラットフォーム『Ginza Sony Park』として皆さんに親しんでいただければ」とあいさつを述べた。
開園時間は5時~翌0時30分(8月9日は13時~)。