「田園の快楽 玉村豊男展」が9月5日、松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで始まる。
玉村さんは1945(昭和20)年、日本画家、玉村方久斗(ほくと)の末子として東京で生まれる。料理や食文化、旅、田舎暮らしなどをテーマとするエッセイストとして知られるほか、画家としても活動している。
1991年には長野県東部町(現在の東御市)に移住し、ハーブや西洋野菜を栽培する農園や「ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー」の経営も手掛けている。
会場では玉村さんの自宅の書斎やアトリエ、リビング、ダイニング、愛用品を再現展示や写真で紹介するほか、ブドウや野菜、花、国内外での旅先の風景など新作を含む絵画・版画作品約70点を展示。玉村さんのライフスタイルに焦点を当てる初めての展覧会となる。
開催時間は10時~20時(9日は19時30分まで)。入場料は一般=1,000円ほか。9月10日まで。