「土田ヒロミ 写真展」が9月14日、ギャラリー新居東京(中央区銀座1)で始まる。
土田ヒロミさんは1939(昭和14)年、福井県生まれの写真家。1960年代末ごろから写真家として本格的な活動を始め、「俗神」「ヒロシマ」「BERLIN」などの写真集を発表。作品は東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、ポンピドーセンターなど多くの美術館に収蔵され、これまで太陽賞、伊奈信男賞、土門拳賞などを受賞している。
同展では「新・砂を数える」と「続・俗神」の2つのシリーズから、土田さんが選んだカラー作品約20点を展示する。
同ギャラリーの新居龍太さんは土田さんについて「日本各地の土俗的な文化や風俗、群衆を取材し、集団の姿を独特の視点で切り取ったシリーズで知られる写真家」と話す。
「国際的にも評価の高い土田ヒロミ氏の当ギャラリーでの初個展。ぜひご覧いただきたい」とも。
開廊時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜・祝日休廊。9月29日まで。