「小浦昇展」が9月15日、京橋のギャラリー椿(中央区京橋3)で始まる。
小浦さんは1949(昭和24)年、埼玉県生まれ。銅版画家として展覧会で作品を発表するほか、ポスターや本の装画なども手掛けている。
今回の展示は小浦さんにとって初めての、本格的な絵画作品展。小品を中心に、アクリル画材を使った作品約40点を展示する。
ギャラリー椿の島田恒平さんは展示作品について「小浦さんがこれまで銅版画で描いてきた『青』の幻想的な作風とは異なり、写実的な風景にさまざまなものが混ざり込む、奇妙でありながらユーモラスな作品」と話す。
「銅版画の人気作家、小浦昇の新たな魅力を発見していただければ」とも。
開廊時間は11時~18時30分。日曜・祝日休廊。9月29日まで。