映画の街・撮影所をテーマに映画の上映や展示、トークセッションを行う催し「チネチッタ」が9月22日から、銀座メゾンエルメス(中央区銀座5)10階のミニシアター「ル・ステュディオ」で始まる。
上映会ではフェデリコ・フェリーニ監督没後20年の節目に製作されたオマージュ作品「フェデリコという不思議な存在」と、香港出身の女優マギー・チャンさんが主役を務めるオリヴィエ・アサイヤス監督の「イルマ・ヴェップ」の2作品を上映。
ル・ステュディオのロビーでは、今も手描きの映画看板が多く残る青梅を舞台に撮影されたシャンタル・ストマンさんの写真作品「オウメチッタ」を「特別インスタレーション」で紹介する。インスタレーションは映画上映日の11時~18時。
トークセッションにはシャンタル・ストマンさんをはじめ、国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則さん、青梅市の歴史についての著作を持つ大倉十彌也(とみや)さんらが出演。「青梅と映画」「映画ポスターが語るもの」などのテーマについて話す。
上映会、トークセッションの予約はホームページで受け付ける。10月28日まで。