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日比谷で特別展「江戸から東京へ」 初公開の「江戸城火災之図」も

和宮婚礼道具「櫛台」(徳川記念財団蔵)

和宮婚礼道具「櫛台」(徳川記念財団蔵)

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 「江戸から東京へ ~江戸城無血開城から東京の新たな幕開け~」が現在、千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1)1階特別展示室で開催されている。

安政大地震後瓦版「あんしん要石」

 千代田区では幕末から明治維新ごろにかけて、「桜田門外の変」、江戸城から皇居への移行、鹿鳴館外交による欧化政策の推進など歴史的に重要な出来事が多く起きた。

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 同展では黒船来航以来の幕末動乱から明治10年代までの時代を取り上げ、社会の変化や江戸から東京へと移り変わる街並みなどを紹介する。

 展示は「ゆれる江戸幕府」「江戸城から皇居へ」「明治政府による東京再編」「新たな時代の幕開け」「幕末・明治維新を歩く-千代田区内に残る痕跡-」で構成。

 会場では庶民が当時の社会に抱いていた不安が伺える瓦版や、幕末の世情を風刺した錦絵、今回が初公開となる「江戸城火災之図」、明治期の古写真などのほか、それぞれに政治的使命を帯びて将軍家に嫁ぎ、江戸城の無血開城に重要な役割を果たした天璋院篤姫と皇女和宮に関する資料や「和宮婚礼道具『櫛台』」などを展示する。

 期間中は「江戸城無血開城-篤姫と和宮が果たした役割」「幕末維新の目撃者-外国人から見た日本の近代化」などの講演会も催される。

 観覧時間は10時~20時(土曜は19時まで、日曜・祝日は17時まで)。10月15日、11月19日は休館。会期中、一部展示替えあり。観覧料は一般=300円ほか。12月2日まで。