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銀座でエストニアの画家、ユーリ・ミルダバーグ展 初期作品など31点

「座る画家」(油彩)

「座る画家」(油彩)

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 北欧の工芸品などを販売する「北欧の匠(たくみ)」(中央区銀座1)3階のギャラリー祥で10月16日、「J.ミルダバーグ展!!!」が始まる。

「祝杯のポーズ」(油彩)

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 ユーリ・ミルダバーグさんはエストニアの画家。旧ソ連の統制下にあった同国で作品を作ることを特別に「許可」されていた画家を父に持ち、日本でもその独自の世界観と画風のファンが増えている。

 今回の展示では「座る画家」「祝杯のポーズ」「創造を超えた営み」など31点を展示する。作品は購入可能で、価格は20万円台が中心。

 同展を企画したガレリアナナの岩間一枝さんは「私たちが取り扱う作家の中でもユーリ・ミルダバーグは特別な作家の一人。長い間、いつかは彼の名前を冠した展覧会を開催したいと思っていた。今回は多数の貴重な初期作品などと出合う機会に恵まれたことから、個展を開くことにした」と話す。

 「ミルダバーグ好きによるミルダバーグ好きの人のための展覧会。彼の世界観で満たされた空間を堪能いただければ」とも。

 開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。今月21日まで。

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