リクルートホールディングス（千代田区）が運営するクリエイションギャラリーG8（中央区銀座8）とガーディアン・ガーデン（銀座7）で11月27日、「CREATION Project 2018 クリエイターと福島の窯元がつくる『大堀相馬焼167のちいさな豆皿』」が始まる。

　「CREATION Project」は、1990年から始まった毎年恒例のチャリティー企画。両ギャラリーと交流のあるクリエーターがボランティアで制作した作品を展示・販売し、収益金を寄付する。今回も売り上げから製作費を除いた収益金は「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付され、子どもの貧困問題の解決や虐待の予防、被災地での支援など、日本の子どもたちのために役立てられる。

　大堀相馬焼は福島県浪江町の伝統工芸品。東日本大震災の影響を受けて浪江町での製作はできなくなったが、窯元たちは県内の別の地域に拠点を移し、愛知県瀬戸市の瀬戸土を使って製作を再開している。

　同展では大堀相馬焼の3つの窯元と協力し、167人のクリエーターがデザインした手のひらサイズの豆皿を展示・販売する。価格は1枚1,000円。

　開館時間は11時～19時。日曜休館。入場無料。12月22日まで。