「Litho-Revival リトグラフ4人展」が6月17日、シロタ画廊(中央区銀座7)で始まる。
「リトグラフ」は水と油の反発し合う性質を利用して刷る版画の技法。シロタ画廊の高嶋麻美子さんは「木版画や銅版画と違い、作家の筆さばきがストレートに出る表現」と解説する。
同展には遠藤竜太さん、元田久治さん、大坂秩加(ちか)さん、宮寺彩美さんが各5~6点の作品を出展。作家の年齢は20~50代と幅広く、出展作品の作風もバラエティーに富んでいる。
「4人に共通するのは、リトグラフという手法を大切にしながらも単に技法のくくりにとどまらない強いオリジナリティーを発揮しているところ。リトグラフの新たなステージを開こうとする作家たちの作品をご覧いただければ」と高嶋さん。
開廊時間は11時~19時(最終日は17時まで)。日曜休廊。今月29日まで。