松屋銀座(中央区銀座3)1階の正面口で6月5日、社員が色とりどりの浴衣(ゆかた)を身に着けて来店客を出迎えた。
この日から松屋銀座の浴衣の取り扱いは約20ブランド・1000点に拡大された。「インパクトのある大きめ花柄」が「今年のおすすめ」で、7階呉服売り場には定番のボタンや菊のほか、ハイビスカスやストレリチア、月下美人、ボタニカル調などさまざまな柄の浴衣が並ぶ。
メールマガジン会員を対象に行った意識調査を踏まえ、約100種類の反物からオーダーできる「誂(あつら)え浴衣」にも力を入れる。反物の中心価格は3万6,000円~4万円で、国内手縫い仕立ての仕立て代は1万7,280円~。
リビング・呉服・美術部MD課バイヤーの菱沼麻紀さんは「プロの採寸でぴったりのサイズに仕上がり、体形に合った浴衣が着る人を美しく見せてくれるのがあつらえ浴衣。着付けがしやすく着崩れしにくい上、好みの反物を選んで柄の調整もできるなど長所が多い」と話す。
営業時間は日によって異なる。