米粉を使ったパン・パスタ・スイーツなどを提供する「キンメッコキッチン」(中央区銀座5)がオープンして約3カ月がたった。運営は東洋ライス(銀座5)。
「米粉を使ったパン・サンドイッチ・パスタ・スイーツなどの提供を通じて、米粉になじみをもってもらいたい」と、自社ビル1階に「キンメッコキッチン」をオープンした。イートインコーナーは6席で、一部商品はテークアウトもできる。
栄養分とうま味成分が多い「亜糊粉層(あこふんそう)」と胚芽の基底部である「金芽(きんめ)」を残す方法で精米した「金芽米」と玄米の表面にある防水性の高い「ロウ」層を均等にカットした「金芽ロウカット玄米」の米粉を使う。
金芽米粉100%の「キンメッコパン」(972円)、米粉と小麦をブレンドした「ふんわり金芽食パン」(648円)、「キンメッコパンのピザトースト」(270円)、「健康野菜パン」「焼きカレーパン」(以上324円)、「ローストビーフと彩り野菜サンド」「プルコギ風サンド」(以上378円)などのパン・サンドイッチや、金芽米粉100%のロールケーキ「キンメッコロール」(プレーン/いちご=432円、チョコチップ=540円)、「いちごとライスミルクのスムージー」(540円)などのスイーツを提供し、「本日のパスタセット」「本日のパンシチューセット」(以上1,080円)も用意する。
東洋ライス企画広報部の戸張泰佑さんは「試行錯誤の末、米粉のもっちりした食感・うま味・甘味を生かした商品を開発することができた。キンメッコパンは小ぶりなサイズ感や腹持ちがするなどの点で好評を頂き、遠方から来店するお客さまも。まずは米粉を使ったメニューに親しんでいただき、米粉の普及を目指したい」と話す。
営業時間は11時~18時。土曜・日曜・祝日休業。