「福井県坂井市の名産と丸岡城百口城主の集い」が8月23日~25日、「ふるさとチョイスCafé」(千代田区有楽町1)で開催される。
江戸時代以前に造られた天守が今も残る「現存十二天守」の一つである丸岡城。坂井市は7月23日から、「丸岡城周辺の魅力化」という市民提案事業に対する寄付金を集める目的で、一般から毎月定額の寄付を募る「百口城主プロジェクト」を始めた。
「百口城主プロジェクト」にちなんで行われる同イベントでは、丸岡観光ボランティアガイド協会の大霜徹夫副会長と「丸岡城天守を国宝にする市民の会」の竹吉睦理事による、特産品の試食付きの講演会が開かれる。丸岡藩の甲冑(かっちゅう)と兜(かぶと)、豪雪に耐えるための重い石瓦など、丸岡城に関する展示も行う。
坂井市総合政策部企画情報課ふるさと納税担当の小玉悠太郎主事は「14キログラムほどある笏谷石(しゃくだにいし)を使った石瓦は、水をかけると青くなるという特性がある。手に取ってその重みや質感を実感し、霧吹きを使って色が変わる様子も体感していただければ」と話す。
「当日は坂井市のアンテナショップも出店するので、気に入った特産品をその場でお買い上げいただくこともできる。坂井市の特産品と丸岡城の魅力を存分に堪能できる内容だと思う」とも。
開催時間は11時~18時。入場無料。講演会は事前申し込みが必要。