「町イチ!村イチ!2019」が11月30日・12月1日、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)と有楽町駅前広場で開催される。主催は全国町村会。
全国から380の町と村が参加し、特産品や観光資源などをPRする同イベント。前回は30~50代を中心に約4万8000人が来場した。
郷土料理が楽しめると好評の「町イチ!村イチ!食堂」では、福島県会津坂下町(あいづばんげまち)の「桜肉のにぎり」、愛知県美浜町の「恋美豚(こいびとん)DO~N●~とろける角煮丼~」(●はハートマーク)、和歌山県古座川町(こざがわちょう)の「プルコギサンド」など、肉料理が多く出品される予定。
人口が少ない町村にスポットを当てる「小さくてもキラリと光る町村コーナー」には和歌山県すさみ町、北海道浦幌町、鹿児島県東串良町(ひがしくしらまち)などが出展。
会場ではほかに、2011(平成23)年以降に災害による被害を受けた町村を応援する「復興応援マルシェ」、首都圏で流通していない酒やジュースなどを取りそろえる「初もの」、「特産品展示・販売コーナー」「伝統工芸実演・体験コーナー」などを展開する。
ステージでは郷土芸能やパフォーマンスが披露されるほか、80体以上のご当地キャラクターも来場してイベントを盛り上げる。
全国町村会の田名網眞基(たなあみまさき)広報部長は「町村の魅力や自慢の逸品を首都圏の方に幅広く認知いただくことで、特産品の購入や町村との交流などによる関係人口の拡大を図り、町村のさらなる活性化を目指したい」と話す。
開催時間は11月30日=12時~19時、12月1日=10時~17時。入場無料。雨天決行(有楽町駅前広場会場は中止の場合あり)。