「第9回 福島県漁業の今と試食会」が11月30日、「築地魚河岸」(中央区築地6)3階の「築地魚河岸スタジオ」で開催される。主催は福島県漁業協同組合連合会(JF福島漁連)。
東日本大震災および原子力発電所事故による放射能災害で操業自粛を余儀なくされた福島県漁業の現在の状況を、展示物などを使って築地・豊洲の関係者と一般消費者に伝え、福島県の漁業復興への取り組みについて理解してもらおうとする催し。
会場ではサンマの刺し身、サバ塩焼き、メヒカリ唐揚げの3品を無料で試食できる。築地魚河岸1階の一部店舗では、福島県産の魚の販売も予定する。
JF福島漁連指導部の渡辺浩明さんは「福島県の誇る、常磐(じょうばん)沖で育った『常磐もの』の水産物を築地のプロが調理する。試食用のメニューは約1000食分を用意しているが、毎回正午ごろには終了してしまうので、お早めに来場いただき、福島の旬の魚介類をご賞味いただければ」と話す。
開催時間は8時~13時。入場無料。