新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業していた「築地魚河岸」(中央区築地6)小田原橋棟3階の「魚河岸食堂」が6月1日、営業を再開した。
「築地に永く愛された老舗が集まるフードコート」をコンセプトに営業する同食堂。既存店の「東都グリル」「小田保」「鳥めし 鳥藤」「センリ軒」に今回、鉄火丼専門店の「てっか屋」と「築地藪そば」「餃子屋」が加わった。店舗によってはテークアウトメニューも提供する。
築地食のまちづくり協議会事務局の鈴木孝夫さんは「新店舗以外でも鶏料理やフライ、カレー、カフェなども楽しんでいただける。社会情勢がまだ不安定なため暫定的な営業時間ではあるが、地元の人が朝から夜まで楽しめる築地を目指して頑張りたい。これからの季節は、夕方の屋上広場での食事もお勧め」と話す。
当面は営業時間を短縮し、アルコール消毒液を置き、座席を間引くなど新型コロナウィルス感染症への対策も施しながら営業を行う。休みは東京都中央卸売市場の休業日に準じる。営業時間は店舗によって異なる。