松屋銀座(中央区銀座3)が12月1日から、銀座の街を舞台に展開している「銀座もの繋(つな)ぎプロジェクト」と共同で「もの繋ぎプロジェクト展」を8階イベントスクエアで開催する。
「銀座もの繋ぎプロジェクト」は、新型コロナウイルスの影響で活気を失った銀座の街を元気づけようと、銀座の老舗和菓子店「木挽町(きびきちょう)よしや」(銀座3)3代目・斉藤大地さんが今年4月2日に立ち上げたプロジェクト。同店の名物であるどら焼きを「銀座菊廼舎(ぎんざきくのや)」(銀座5)に贈ったことを皮切りに、その店の商品をリレー形式で別の店へ贈り、銀座の店と店つないでいく様子を公式SNSで紹介している。松屋銀座は今年8月3日に98回目の交換で参加し、その後100回までつながった。
この度リレーを再始動するとともに、松屋銀座をプロジェクトのハブ的存在として銀座の魅力を再発信する取り組みを実施することになり、同展がその第1弾となる。
同展では、「もの繋ぎ」でつながった100社の品物と銀座やプロジェクトにまつわるメッセージを展示・紹介する。来場者特典として同プロジェクト参加全店が載った特製マップを配布。対象の店舗でサービスなどが受けられる「GINZA回遊カード」を一部展示に用意。銀座の街の参加各店舗には、同展会場で提示すると特製マスクケースがもらえる松屋銀座のカードを用意する。
会場入り口には「GINZAで繋がるギフトロッカー」を設置。参加費1,000円で好きなロッカーを開錠でき、中にある参加店舗が用意したクリスマスプレゼントを受け取れる。このギフトロッカーの収益の一部は「特定非営利活動法人ジャパンハート」に寄付する。
展示期間は12月6日まで。ギフトロッカーの設置は12月4日~6日・12日~13日。特典はいずれもなくなり次第終了。
プロジェクトでは今後、2021年1月2日・3日に福袋の販売、2月にバレンタインフェア「銀ぶらパスポート(仮称)」、3月に「銀座もの繋ぎマーケット(仮称)」などを予定する。