ホテル「アゴーラ 東京銀座」(中央区銀座5)が4月9日、開業する。運営は「アゴーラ ホスピタリティーズ(港区)。
築地にあるホテル「TSUKI東京」を運営する同社が、新しく銀座に開業する。東銀座駅より徒歩約2分の場所にあり、ゲストルームは全97室。「茶の湯の心でお迎えする邸宅<=茶邸(さてい)>」がコンセプトで、和と洋が調和した館内になっている。
1階「いちえ・ラウンジ」は、日本の土間をイメージした塗り床に西洋的なタイルパターンをデザイン。中心となるウエルカムカウンターには、丸い茶の湯の炉「丸炉(がんろ)」を設置している。コーヒーや茶釜の湯でたてた抹茶などを提供。宿泊客は24時間利用でき、宿泊客以外も8時~21時で喫茶として有料利用できる。12階には宿泊客専用の、空が見える「アウトドアラウンジ」があり、7時~23時に利用可能。今後は「アウトドアラウンジ」を活用したイベントも予定しているという。
客室タイプはスーペリアーキング、スーペリアーツイン、デラックスツイン、プレミアキング、プレミアツイン、エグゼクティブツイン、エグゼクティブスイートの7タイプ。アメニティーは、歯ブラシ・ヘアブラシ・コットン綿棒・ウオッシュタオル・シャンプー・コンディショナー・ボディーソープを用意。備品は、冷暖房・温水洗浄便座・冷蔵庫・電気ケトル・金庫・テレビ・Bluetooth対応スピーカー・ドライヤーを完備している。
最上階にあるゲストルーム「エグゼクティブスイート」「デラックスツイン」「エグゼクティブツイン」は、3室同時に貸し切り、併設している「アウトドアラウンジ」の貸し切り利用も可能。「エグゼクティブスイート」と隣接する「デラックスツイン」の2室はコネクティングでき、2家族利用もできる。