松屋銀座(中央区銀座3)の1階「スペース・オブ・ギンザ」で6月8日、「GINZAの百傘会」が始まった。
昭和初期から半世紀以上続く、同館の季節催事「GINZAの百傘会」。今回のテーマは「日本の職人傘」。最大約50ブランドの傘を約3000本取りそろえる。
日本の職人が手掛ける傘は、仮織りをした生地を1枚ずつ染め、仮糸をほぐしながら本織りをする伝統技法「ほぐし織り」の生地を使った「雨傘」(2万6,400円、モンブランヤマグチ、6月8日~15日販売)、生地の張り替えや修理が可能なビニール傘「縁結-雅-(えんゆうみやび)」(1万3,200円、ホワイトローズ、23日~29日販売)など、13ブランドの商品を取り扱う。
そのほか、生地に抗菌消臭加工を施した「晴雨兼用傘」(9,350円、エオス)、紫外線・赤外線をカットする生地で暑さ対策が可能な「UVION プレミアムホワイト レース」(1万1,990円、UVIONプレミアムホワイト、16日~29日販売)などの機能を重視した傘や、インポートブランドの傘などをそろえる。
今年は新たに、日本洋傘振興協議会が認定する「アンブレラ・マスター」によるコンサルティング販売会を開催する。販売会は事前予約制で、日時は6月11日・12日・18日・19日の4日間。各日5回開催、各回定員1人。傘を選ぶ時のポイントや手入れ方法などの提案をする。
営業時間は11時~20時(日曜は19時30分まで)。今月29日まで。