黒毛和牛のパティを使ったハンバーガーなどを販売する「モス越」が9月6日から、銀座三越(中央区銀座4)新館9階「銀座テラス テラスルーム」に期間限定でオープンする。
今年で創業350周年を迎えた同デパートと、ハンバーガーチェーンの「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(品川区)のコラボレーション企画。モスバーガーの商品開発担当者と銀座三越の食品バイヤーが協力してメニューを開発。同デパートのデパ地下で販売している各店の料理をハンバーガーに仕上げて販売する。
参加店舗は、同デパートで弁当や総菜、スイーツなどを販売している「なだ万厨房(ちゅうぼう)」「Roasted Beef I.T.O(ロースティッド ビーフ アイティーオー)」「浅草今半」「銀座若菜」「つきぢ松露(しょうろ)」「銀座天一」「パティスリー モンシェール」の7店。開催期間を、6日~12日を「パート1」、13日~19日を「パート2」として2期に分け、一部商品を入れ替えて開催する。
通期で提供する商品は、黒毛和牛のパティに「なだ万厨房」のだしを使った照り焼きソースを合わせた「銀座テリヤキバーガー ~黒毛和牛パティを、特製テリヤキソースで~」(各日300点限り、1,601円)と、「パティスリー モンシェール」の生地とクリームを使った「フルーツケーキサンド ~ゴロゴロフルーツとたっぷりクリーム~」(各日70点限り、1,601円)。
パート1では、甘みの強い白姫(しらひめ)エビを長ネギやタマネギと共に揚げた「銀座天一」のかき揚げに「なだ万厨房」の割り下ソースをかけ、新潟県産コシヒカリ使用のライスでサンドした「白姫えびのかき揚げライスバーガー~鹿児島県産白姫えびのかき揚げと天ぷらづくし~」(各日200点限り、1,601円)、「Roasted Beef I.T.O.」のローストビーフを使った「ローストビーフバーガー ~黒毛和牛のパティと、ローストビーフの西洋わさび仕立て~」(各日200点限り、1,801円)を用意する。
パート2では、「浅草今半」のすき焼きと「つきぢ松露」のだし巻き卵、「銀座若菜」のショウガの漬物を合わせた「すき焼だし巻き玉子ライスバーガー ~だし巻き玉子とすき焼に、江戸おかか生姜(しょうが)を添えて~」(各日200点限り、1,801円)、「銀座若菜」の漬物を使った「真鯛(まだい)カツバーガー ~長崎県産天然真鯛のフライに、特製レモンタルタルソースを添えて~」(各日200点限り、1,601円)を提供する。
今回のコラボレーションを記念して、モスバーガーの「M」マークを同デパートの店章をイメージしてデザインしたシンボルマークを制作。「キントー」(滋賀県彦根市)のボトルにプリントしたオリジナルアイテム「モス越×KINTO ウォーターボトル」(1,980円)などのグッズの販売も行う。
同デパート第1営業部バイヤーの小泉雅昭さんは「創業350周年を記念し、感謝を込めてさまざまなアニバーサリーイベントを開催している。食品フロアでは『ココロの真ん中に響く食』をテーマに企画を多数準備し、その中のメイン企画として、品質にこだわりを持つモスバーガーをパートナーに『モス越』を企画した。銀座三越食品フロアの食の銘店の素材でモスバーガーならではのデパ地下クオリティーのハンバーガーを提供したい」と話す。
営業時間は10時~20時(19日は16時まで)。テイクアウトのみで販売。9月19日まで。