「コスタコーヒー CURA（クラ） 銀座店」が10月6日、「CURA GINZA」（中央区銀座5）1階にオープンした。

デザートプレートとコーヒー

　1971年に英ロンドンで創業した「コスタコーヒー」。現在は45カ国に展開し、日本では今年8月、テイクアウトメインの店舗として「コスタコーヒー CIRCLES（サークルズ） 渋谷店」（渋谷区渋谷2）、9月に「コスタコーヒー OOTEMORI 店」（千代田区大手町1）を出店した。銀座店は、日本ではグループ初となるイートインスタイルの店舗となる。

　店舗面積は約200平方メートル。席数は67席。内装には、イギリスで解体された築100～150年の建物から出た廃レンガを壁材として再利用するほか、椅子の生地にリサイクルした繊維を使うなど、インテリアはできるだけサステナブルな素材を採用。同ブランドがグローバルコンセプトとして掲げる「Uplift（わくわくする、気分が上がる）」をイメージした、ゆったりとくつろげる内装に仕上げた。

　ドリンクメニューは、「エスプレッソ」（シングル＝390円、ダブル＝430円）、通常より濃く抽出するエスプレッソにきめ細かく泡立てたミルクを加えた「コルタード」（470円）、エスプレッソに湯を加え香りを引き立てた「アメリカーノ」（470円～）などを用意。エスプレッソやホイップの追加（各70円）、無脂肪乳や豆乳（各80円）、アーモンドミルク、オーツミルク（各100円）への変更などカスタマイズにも対応する。コーヒーのほか、ティーやフラッペなどもそろえる。

　同店では新たに開発したというフードメニューも用意。4種類のひと口サイズのスイーツにキャラメルソースを加えた「デザートプレート」（1,280円）、スープとパンをセットにした「スープセット」（770円）などを提供する。

　運営会社「双日ロイヤルカフェ」（渋谷区）社長の西尾真理子さんは「さまざまな世代の方が行き交う銀座にフラッグシップ店がオープンすることで、さらに多くの方にコスタコーヒーを知っていただき、ファンになっていただける機会を増やしたい」と話す。

　営業時間は7時～22時。