「ベルサイユのばら版画展」が8月30日から、有楽町マルイ(千代田区有楽町2)8階イベントスペースで開催される。主催はVISION8(港区)。
「『オルフェウスの窓』池田理代子直筆サイン入り88グラフ(通常版)」の例
「ベルサイユのばら」は、フランス革命を舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描いた作品。原作者は池田理代子さんで、1972(昭和47)年4月から1973(昭和48)年12月まで少女漫画雑誌「週刊マーガレット」で連載。1980(昭和55)年には、池田さんによる漫画「オルフェウスの窓」が日本漫画家協会優秀賞を受賞した。
展示会では、「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」の原画原寸サイズのカラーイラストに、池田さん直筆のサインを入れた版画「88グラフ(エイティーエイトグラフ)」約30点を展示し、枚数限定で販売する。
88グラフは、VISION8が運営するアートギャラリー「EDITION88」が独自開発した、混合版画技法を活用したアートの表現方法。版画用紙や金属、木材、アクリル、陶器、ガラスなどに幅広く対応可能で、複数の表現技法を組み合せることで「独自性の高い表現ができる」という。
開催を記念し、「『ベルサイユのばら』池田理代子直筆サイン入り88グラフ(デラックス版)」(7万4,800円)を4種類、各180枚用意する。ゴールドの額をあしらい、フランス国旗のブルーやベルサイユ宮殿のマリー・アントワネットのピンクの部屋をイメージしたベースカラーに、フランスを象徴するアヤメの紋章「フルール・ド・リス」を組み合わせた、オリジナルデザインのマットをセットした特別仕様となる。
細縁のシルバー額装を施した「通常版」も用意する。イラストは「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」を使い、各180枚を販売する。
営業時間は11時~19時。入場無料。9月15日まで。