仏壇・仏具・位牌(いはい)を販売する「厨子(ずし)屋 銀座本店」が10月10日、ギンザ105ビル(中央区銀座1)1階にオープンした。
運営は、仏壇・仏具・位牌の製造販売を手がけるブランド「アルテマイスター」を展開する保志(福島県会津若松市)。仏具や位牌を納める箱「厨子」に現代的なデザインを取り入れ、「現代の祈りのかたち」として提案している。厨子を見学できる場所として2002(平成14)年、同ビルの地下1階に「ギャラリー厨子屋」を開廊し、今回は1階にショップを新設した。店舗面積は約91平方メートル。
デザイナーや工芸家、仏壇職人が制作した、現代のライフスタイルや価値観に合うデザインの厨子や位牌、具足などをそろえる。
オープン記念企画展として現在、ギャラリーで岐阜県の陶芸家・伊藤慶二さんによる作品展「伊藤慶二『祈りのかたち』展」を開催。2018(平成30)年に伊藤さんが同社と共同で制作した厨子・仏堂、仏、塔などの陶芸作品や、和紙に描かれた仏画など約80点を展示する。
営業時間は11時~19時。火曜、第2・4水曜定休。企画展は12月2日まで。