ティーアンド(中央区)は8月1日、銀座4丁目交差点近くの「天狗」跡地に和食ダイニング「銀座 炭衛門」(中央区銀座5、TEL 03-6413-8820)をオープンした。
同社は2006年に起業、ダイニング業態の経験を生かした新しい店作りを目指し、その1号店として「和」がテーマの同店を手がけた。
店舗面積は50坪、客席数はカウンター9席と小上がり席の全76席。内装は「海外から見た『和』」をコンセプトに、京都祇園の老舗古代裂商「今昔西村」のアンティーク帯などを取り入れた和風アレンジのインテリアが特徴。
料理は、旬の素材を炭焼きや炙り焼き、惣菜で味わえる日替わり・週替わりのメニューを提供する。同店の名物に位置づける「炭火極み串」は、1本2~3人前のボリューム感があり、同店オリジナルの「氷冷熟成鶏」(処理後すぐに氷を使い、骨付きのまま数時間低温で熟成)を使用した「氷冷熟成鶏手羽先」(550円)や「氷冷熟成鶏もも肉」(480円)は「素材本来の旨味や香り、適度な肉汁が楽しめる」(同店)という。アルコールは、ビールやサワー、ワインなど全110種類以上をそろえる。
ターゲットの中心は20代後半~30代前半のOLだが、「年配男性でも落ち着ける和風の造りなので、接待や宴会など会社利用の需要も見込んでいる」(同店)とも。客単価はランチ880円~、ディナー4,000円~。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~26時、日曜=17時~23時。無休。