東京宝塚劇場(千代田区有楽町1、TEL 03-5251-2001)は3月14日、2001年1月から使用してきた緞帳(どんちょう)を一新した。
新しい緞帳は、宝塚歌劇をイメージした淡いすみれ色を採用。上に行くほどすみれ色が濃くなるように工夫した。京都西陣本綴錦織を用い、川島織物セルコン(京都市)によって製作された。新しい緞帳の題名は、日本語で地平線を意味する「Horizon(ホライズン)」。
報道陣への公開では、宝塚歌劇団の夏美ようさんをはじめ、真飛聖(まとぶせい)さんと桜乃彩音(さくらのあやね)さんが登場。花組組長の夏美さんは新しい緞帳に対し、「優しくて、温かくて、広がりに満ちている。舞台を見る前の『夢のとびら』とも言える、宝塚にふさわしい緞帳」と期待を寄せた。