ソニービル（中央区銀座5、TEL 03-3573-2371）は4月11日より、8階コミュニケーションゾーン「OPUS」で「FUNKY802 digmeout EXHIBITOIN 2008」を開催している。

　同展は、ソニーと大阪のFMラジオ局「FM802」が2005年3月から音楽・アートの分野で新人アーティストの発掘・育成をプロデュースしているプロジェクト「Sony×FM802 You are the NEXT! project」のアート部門「digmeout（ディグミーアウト）」で選ばれたアーティスト12人の作品を展示するもの。「目に見えない放送だからこそ、ビジュアルを重視していこう」（FM802担当者）と始まった同プロジェクトも今年で13回目を迎え、東京での開催は昨年に続き2回目となる。

　会場では、応募総数887点から選ばれた作品12点を展示。現代が抱える環境問題などの閉塞的状況をアイロニカルに表現した「KOKUFUMOBILE」の自転車や、東京の路上で自らデザインしたマッチを販売する「マッチ売り」経歴のある滝町昌寛さんが赤と青の色鉛筆で描いた作品、人物・花・動物・建物などのアイコンをグラフィカルに組み合わせて仕上げたマルミヤンの作品などを展示する。

　11日に開催されたオープニングパーティーで、同プロジェクトのプロデューサー・谷口さんは「公式サイトが3月に新しくなったばかり。ウェブ上で作品を公開することもでき、誰でもオーディーションに参加できる。先月は100万PVを超えた盛況ぶりだった」と話した。今後、選ばれたアーティストは、FM802のビジュアルアーティストとして活躍するほか、「digmeout」が行う企業コラボレーションをはじめとした各種アートプロジェクトに参加する。

　開催時間は11時～19時。入場無料。4月20日まで。

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