テンピュール・ワールド社(本社=アメリカ)製品の日本総販売を務めるテンピュール・ジャパン(神戸市)は4月19日、初の旗艦店となる「テンピュール銀座ショールーム」(中央区銀座2)をオープンした。
テンピュール素材は、1970年にNASA(米国航空宇宙局)がスペースシャトル計画を行う際、宇宙飛行士の操縦席として開発したのが始まり。その結果、大規模生産の準備が整いNASAが世界で唯一公式認定する枕とマットレスとして、現在、世界70カ国以上で展開する。日本での販売は今年で9年目。
店舗面積は約330平方メートル、床全面にデンマークから輸入した床材を使用し、「ぬくもり」感を演出。靴を脱いで上がるシステムを採用し、自宅同様にくつろぎながら、展示するマットやピローに自由に横になることができるなどの工夫を施したという。同社担当者は「人生の3分の1は睡眠、3分の2の生活を豊かにするためにも当店で快適な眠りを探し当てていただきたい」と話す。
展示商品は、新素材RVEを用いた硬めの20センチ・マットレスに取り外し可能な5センチの柔らかいオーバーレイを重ねた「スプリームマットレス」(シングル=231,000円、ダブル=304,500円)や、体圧と体温で変化し頭部から首部にかけてぴったりサポートする「オリジナルネックピロー」(XS=11,025円、M=12,600円)などのほか、同社が扱う全商品を展示する。
同社担当者は「多くの方に『テンピュール』という名前を知っていただけるようになり、次のステップとして、銀座が持つブランド力の強さと、年齢を問わず多くのお客様にご来店いただける可能性を感じる街であること」を出店理由として挙げる。
営業時間は11時~20時。
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