メガネブランドの「999.9(フォーナインズ)」(東京都世田谷区)の直営店「フォーナインズギンザ」(中央区銀座3、TEL 03-3535-4949)のエキシビションスペース「フォーナインズワークス」で3月14日より、企画展「フォーナインズが見たナショナルグラフィックの世界と120年の歴史」が開催される。
雑誌「ナショナルジオグラフィック」は1888年1月、「地理知識の普及と増進」を目的にアメリカで創立された非営利団体「ナショナル ジオグラフィック協会」の会員誌として同年10月に創刊。写真とともに地球の素顔を伝え続ける雑誌として知られ、昨年には創刊120周年を迎えた。日本での展開は1995年4月。英語圏以外では初の外国語版として「ナショナルジオグラフィック日本版」が創刊。同展は「グラフィックで地球の素顔を伝えるという一貫した姿勢を貫いているところ」に共感した同社が「ナショナルジオグラフィックと組んで何かしてみたい」とラブコールを送り今回の展示が実現した。
同スペースの壁面には棚を特設し、表紙がすべて見える状態で日本版の創刊号から最新号までの約170冊を並べるほか、米国版60~70年代の「貴重」なバックナンバー10冊のほか、スペイン、イタリア、イスラエル、ギリシャ、クロアチア、ブルガリア、ポーランド、韓国、タイなど25カ国で発行される同誌を紹介。3階のショップスペースにも棚を用意し、店内にディスプレーする。
同社広報担当の井上さんは「過去にないほどの圧倒的なボリュームでナショナルジオグラフィックの魅力をお届けする」と話す。
開催時間は11時~20時。4月20日まで。