表参道で展開する福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(港区)の2カ月限定サテライトショップ「福井銀座ショップ」(中央区銀座6、TEL 03-5537-0491)が7月15日、オープンした。
みゆき通りとすずらん通りの交差点にあるビル1階に出店する同店。店舗面積は33.8平方メートル。南青山店同様、福井県の名産品の展示・販売のほか観光PRをメーンとし、さらに厳選した商品ラインアップ強化を図るほか、福井県内企業や生産者が来店し福井の食品、伝統工芸品、眼鏡などの「ワゴン販売」イベントも企画する。
オープン初日には銀座来街者や正午過ぎには周辺のビジネスマンやOLの姿が目立った。「ダントツ人気だった」のはフルーツのように甘いミディトマト「越のルビー」。そのほか、店頭販売の焼きサバずし、大福あんぱん、羽二重餅なども人気を集めたという。
同店担当者の「おすすめ」は、今月17日より数量限定で販売する「若狭町・三方五湖(みかたごこ)の天然うなぎかば焼き」(価格未定)。首都圏初登場の品で、胴体が長く湖底に生息する主食のゴカイを探る細長い口と太った身が特徴の天然うなぎ。「7月19日の土用の丑(うし)の日にご賞味いただければ」とアピールする。
同店では「ここ数年、地方のアンテナショップが人気を博している」とし、「多数のアンナショップが出店し、地方物産に関心の高い方が多く集まる銀座での店舗展開に至った」と話す。2カ月で3,000万円の売り上げを見込む。
営業時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。9月15日まで。