ポーラ銀座ビル、今秋新装オープンへ-「ポーラ ミュージアム アネックス」も復活

地上12階、地下2階建ての新「ポーラ銀座ビル」。にぎわいを見せる中央通りに新たな複合施設が誕生する

地上12階、地下2階建ての新「ポーラ銀座ビル」。にぎわいを見せる中央通りに新たな複合施設が誕生する

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 ポーラ(品川区)は創業80周年記念事業の一環として、中央通り沿いの旧ポーラ銀座ビル跡地に10月3日、新「ポーラ銀座ビル」(中央区銀座1)をグランドオープンすると発表した。

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 同社が東京進出の本拠地として1960(昭和35)年に建設した旧ポーラ銀座ビルは、当時より一目を引くモダンな外観で存在感をアピールしていたが47年の月日を経て2007年12月、改装のため一時休館した。2階に入居していた「ポーラ ミュージアム アネックス」も同時期に閉館を迎えた。

 今秋完成する新ビルは地上12階、地下2階建てで、1フロアの店舗面積は約250メートル。ギャラリー施設や飲食店などが入る複合施設になる。外観の照明設計は照明家で美術・博物館の光の計画などを手がける豊久将三さんが担当、可動式パネルを用いた外観構造はデザイナーのチャック・ホバーマンさんが監修した。「美容」「美術」「美食」の「3つの美」をキーワードに据える。

 地下1階・地上1階に出店するのは、全国に約400店舗を展開するプレミアム・ビューティーショップの旗艦店「ポーラ ザ ビューティー 銀座店」で、ポーラ化粧品や化粧小物などの販売とエステティックサロンを展開するほか、3階には入場無料のアートギャラリー「ポーラ ミュージアム アネックス」が2年ぶりに復活を遂げる。

 銀座初出店となるのは2階=「日本のティーサロン」をコンセプトに据える茶房を併設する和菓子店「ヒガシヤギンザ」、4階=眼鏡店「MIKISSIMESGINZA」(ミキシム・ギンザ)、11~12階=白金に本店を持つフレンチレストラン「銀座cheztomo(シェ・トモ)」。5階~8階はオフィスフロアで、9階~10階は未定。

 同社担当者は「銀座ならではの上質な『美容・美術・美食』を提供していければ」と話す。

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