水ing株式会社のグループ会社である水ingAM株式会社(社長:石川隆雄、本社:東京都港区)は、9月30日に秋田県湯沢市との間で、公募型プロポーザル方式による「湯沢市水道施設運転管理等業務委託」に関する契約を締結しました。
【本事業の背景と特徴】
湯沢市は「未来へつなぐ 安心安全な湯沢のおいしい水道水」を基本理念とし、その実現のために「安全」「強靱」「持続」の3つの基本方針を定めています。秋田県南部の山間部に位置する湯沢市は県内でも有数の豪雪地帯で、平地に位置する上水道と、山間部に位置する簡易水道※1や小規模水道※2があり、市内のほぼ全域に給水しています。配水池などの施設が市内全域に点在していることから、日常の巡回点検や運転管理に多くの時間とコストがかかるといった特徴があります。
本事業は、水道施設管理に関する専門的な知識や技術、実績を有する受注者と複数年契約を結ぶことにより、効率的で安定した水道事業の運営を将来にわたり継続することを目的としています。当社は、積雪期にも効率的な運転管理を行えるデジタルツールの活用などを提案し、今回の受注にいたりました。
水ingグループは、全国で培った運転・維持管理ノウハウと総合力を活かし、安心安全な水を通じた地域社会への貢献を目指して安定的に本業務を遂行し安定的に本業務を遂行し、今後も地域社会に貢献してまいります。
※1 簡易水道
計画給水人口が101人以上5,000人以下の水道事業のことで、主に農村部や山間部など人口が少ない地域で利用されます。
※2 小規模水道
計画給水人口が30人以上100人以下の水道事業で、地下水などの自己水源を使用し、特に小さな集落や施設で利用されます。
【契約概要】
◇水ing(すいんぐ)グループについて◇
水ing(読み?すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設(浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等)の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています(運転・維持管理の拠点は、国内約300か所)。地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、循環型社会の実現を目指しています。
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