【開催概要】
「質量:イメージ」Artspace銀河101
URL:https://ginga101.com/
会 期:2025年3月2日(日) ~ 3月8日(土)
時 間:12:00~19:00 (最終日のみ12:00~16:00)
会 場:Artspace銀河101(〒164-0003 東京都中野区東中野1-46-20植野荘1階)
JR総武線東中野駅 東口から徒歩2分 都営地下鉄大江戸線 徒歩5分
観覧料:無料
主 催:株式会社アルテチカ
*3月2日(日)18:00~アーティストトークを行います。*
アーティスト4名でトークイベントを開催します。ぜひお気軽にお越しくださいませ。(参加費無料)
【展示概要】
Art Space銀河101にて、それぞれ異なる媒体とモチーフで作品を制作する奥村美海、田沼利規、中根唯、宮下咲4名によるグループ展『質量:イメージ』を開催いたします。
同作家4名は展示を企画するにあたり、自身達の共通点としてモチーフや生み出された作品が持つ質量について考える過程がある事に着目し、「質量:イメージ」 という言葉を本展示名としました。会期は2025年3月2日(日)~3月8日(土)、入場料は無料。また展示初日の3月2日(日)18:00にはアーティストトークを開催いたします。是非会場へお越しください。
【展示作家コメント】
本企画は絵画・版画、それらを起点にしたインスタレーションなどを展開する4名の作家によるグループ展です。私達は制作、とりわけイメージを生成する工程において、モチーフや生み出された作品が持つ質量について考える過程がある事に着目し、この度の展覧会名を「質量:イメージ」としました。
まず、私達は日常においてモチーフ(動機)を見出します。それらをイメージ(図像)へ変換する作業において、モチーフが元来持つ質量を一度忘れることになります。そして産み落とされた作品が有する新たな質量に作家自身が触れることで、今一度動機を思い返す機会や、別の出逢いがもたらされます。
絵画・版画における質量の問題は、ペーパーレスやハンコのデジタル化などに思い起こされるように、現代社会に生きる人々にこそ、何か気づきを与えるでしょう。鉛筆の書き跡やインクの染みで作られていた文字がパソコンの画面上でピクセルに置き換えられたとき、そこでは何が起きているのでしょうか。
描かれたイメージが画材や支持体の素材を通じて質感を産むこと、文字が書き手の物語などの多くの情報を孕むこと、絵画が額縁に収められてそこに在ること。それら全ては質量の問題であると考えます。
ギャラリーで展示された私達の作品の鑑賞が、訪れた皆様にとってもまた、質量のちからに出逢う機会となりますように。
(出品作家:奥村、田沼、中根、宮下)
【Art Space 銀河101について】
Art Space 銀河101は主にコンテンポラリーの作家の作品を紹介するギャラリー、アーティストの制作スペース、ワークショップなどを実施するイベントスペースとアートに関わる事業を多様に行う小さなアーティストランスペースです。今後、様々な分野のアーティストの発信の場として展開していきます。