東京大学発AIスタートアップである燈株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:野呂 侑希 以下、燈)は、燈が提供する製造業界特化生成AIエージェント「工/Takumi」(以下「Takumi」)を用いて製造現場に必須となる主要国家資格13種の最新年度試験を対象とした検証を実施し、全種の選択式問題で合格基準点を超えるスコアを記録しました。

本検証は、安全・衛生、環境、設備管理など、広範な現場で管理職や専門職が取得を求められる資格を対象に実施しました。業種を限定せず、食品、化学、電気、インフラといった多岐にわたる産業分野を網羅する試験において合格水準をクリアした事実は、「Takumi」が製造業における多様な専門ドメインの垣根を超えて、高度な実務に即した能力を網羅していることを実証するものです。
「Takumi」は、製造業の専門用語や法規、技術基準、安全規則をインプットした独自の知識モデルと、業界特有の必須情報を集約した「製造業データベース」が搭載されています。一般的な汎用生成AIによる回答生成とは異なり、あらかじめインプットされた製造業の専門情報や法規等の情報に基づき、回答ソースまで遡って確認できる高い透明性を備えている点が特徴です。
今回の検証では、あらかじめ解答データを持たない状況において、すべて一度の試行で最新試験の合格水準を導き出しました。これは、「Takumi」が情報の保持やパターンの再現にとどまらず、製造業特化の知識基盤をベースに実務に必要な論理的推論を正しく行えることを証明しています。
さらに、「Takumi」はユーザー自身で独自の情報を追加・蓄積できる拡張性を備えています。検証で実証された高い推論能力をベースに、利用者が独自のデータを読み込ませることで、資格取得や技術継承に向けた学習に活用することも可能です。
製造業界の現場では、法定資格の取得が業務遂行や安全確保の前提となります。しかし、その足元では熟練技術者の退職による知見の流出や若手人材への技術継承の不足が喫緊の課題となっています。
特に法規や専門知識の習得には多大な教育コストを要するため、資格保有者の不足が現場の生産性や安全性を維持する上での大きな障壁となっています。
「工/Takumi」は、製造業が直面する人手不足・技術継承・コンプライアンス対応といった課題を解決するために開発された、製造業務特化型の生成AIエージェントです。製造業の専門用語・法規・技術基準・安全規則を標準搭載しており、一般的な生成AIでは難しい現場の実務に即した回答を瞬時に提供します。
さらに、製造業データベースをサービス内に備えており、ユーザーの用途に応じてWebの公開情報では得られない一次情報・専門知識を参照した回答生成が可能です。
サービスページ
https://takumi.akariinc.co.jp/
今回の検証では、製造業界で必須とされる主要国家資格を対象に、最新年度の公式試験問題を使用して解答検証を実施しました。食品や化学、電気・インフラ等の各業種から、環境、品質管理といった共通の専門職能まで、業種と職種を横断する13の資格試験すべてにおいて、公式の合格基準点を超えるスコアを記録しています。
【検証試験一覧】
検証の客観性と透明性について
本検証は、ユーザーが通常使用するシステム環境と同一の機能を用いて実施されました。いずれも最新年度の公式試験問題を対象とし、客観的な評価が可能な選択式問題を対象としています。試験問題の解答そのものはデータベースに保持されない条件下において、AIが一度の試行で出力した回答をそのまま採点した結果、13種すべての試験で合格基準点に到達しました。
※ 本検証結果は特定の条件下での測定値であり、すべての利用環境において同様の性能を保証するものではありません。AI技術の特性上、同一条件下においても回答内容に差異が生じる場合があります。
燈株式会社は今後も、「工/Takumi」のさらなる精度向上と機能拡充を進め、製造業・食品・環境・インフラ業界における人材育成・資格取得支援・技術継承の課題解決に貢献してまいります。
■ 燈株式会社について
燈株式会社は、「日本を照らす燈となる」という使命を掲げ、AIをはじめとした最先端テクノロジーで社会課題を解決する、東京大学発AIスタートアップです。建設業、製造業、物流業、小売業など、日本の基幹産業における生産性向上や「匠の技」と呼ばれる技術力の継承といった課題の解決へ向けて、独自のAI技術を駆使したソリューションを提供しています。
■ 会社概要
会社名:燈株式会社(Akari Inc.)
所在地:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ21階
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 野呂侑希
設立:2021年2月
ホームページ:
https://akariinc.co.jp/