ツール・ド・フランスが舞台の仏映画3作品-メゾンエルメスで上映

© MC4 PATHE CANAL+ 1988

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 メゾンエルメス(中央区銀座5、TEL 03-3569-3300)で10階のプライベートシネマ「ル・ステュディオ」で11月14日より、3人の仏人監督の視点で切り取ったツール・ド・フランスの横顔を映し出した短編映画3作品を上映する。

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 1903年より開催するツール・ド・フランスは毎年7月にフランスやその周辺国を舞台に行われる自転車プロロードレース。ゴールに向かってスパートをかける選手たちに、沿道の観客たちは「L’echappee belle(美しき逃避行)」と叫ぶ。「肉体の限界に立ち向かう超人レースが人間の頭脳と技術と情熱を持って美しき逃避の彼方に消える、その瞬間を取り巻く人々を1960年代から現在に至るまでさまざまな視点でひも解いた」(同店広報)。

 上映作品は、年に一度の祝祭に沸くツール・ド・フランスの観客とレースに臨む選手やそれを取り巻く人々をヒューマニスティックに追い続けたルイ・マル監督「ツール・ド・フランス、万歳!」、優秀選手で77歳のロジェ・ラペビーさんの素顔を捉えたニコラ・フィリベール監督「行け、ラペビー!」、映像と個性的な音のコラージュにより感覚的な映像作品となったクロード・ルルーシュ監督「マイヨ・ジョーヌのために」。上映形態はデジタルベータカムによるビデオ上映で、上映時間は65分。

 上映開始は11時~、14時~、17時~の3回。12月26日までの毎週土曜のみ上映。入場無料。要予約。問い合わせはエルメスジャポン(TEL 03-3569-3300、平日=9時30分~18時、土曜・日曜・祝日=11時~19時)まで。

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