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銀座に一風堂のチャンポン店「ハカタノチカラ」-豚の空揚げ「トンカラ」も

豚骨スープに和風だしを合わせ、自家製中太麺を使った「チャンポン」(780円)

豚骨スープに和風だしを合わせ、自家製中太麺を使った「チャンポン」(780円)

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 博多ラーメン「一風堂」で知られる力の源カンパニー(福岡県福岡市)は6月14日、銀座3丁目にチャンポン専門店「ハカタノチカラ」(中央区銀座3、TEL 03-5159-5090)をオープンする。

皿トンカラ

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 細打ち麺と豚骨スープが特徴の博多ラーメンで知られる同社が手掛けるチャンポン専門店。チャンポンは長崎のご当地グルメとして知られるが、「九州全体でポピュラーな『庶民の味』」と力の源カンパニー広報担当の前園興さん。関東地方でのチャンポンの認知拡大と、一風堂ファンに向けた新業態の提案として出店。同社が手掛けるチャンポン業態は早稲田に構える「名物博多 ちゃんぽん太郎」(新宿区)に引き続き2店舗目となる。

 店舗面積は17坪で22席。内装は「女性でも入りやすいように」と白と木を基調に「カフェの要素を取り入れた」という。

 主力メニューは豚肉、イカ、キャベツ、ニンジン、モヤシ、かまぼこ、タマネギ、キクラゲ、さつま揚げなどが入った「チャンポン」(780円)。スープは一風堂の豚骨スープにカツオや昆布でとった和風だしを合わせた自家製で、スープで煮込むチャンポン麺として自社開発した中太麺はモチッとした食感が特徴。「通常のチャンポンは塩味が多いが、しょうゆだれを使ってちょっとクセになる味に仕上げた」とも。

 サイドメニューには、特製たれに一晩漬け込んだ豚肉の肩ロースを空揚げにした「皿トンカラ」(500円)が「おすすめ」。トンカラはチャンポンにのせて「チャントン」(880円)としても提供するほか、持ち帰り用にご飯の上にトンカラ、ポテトサラダを付けた「トンカラ弁当」(500円)も販売。そのほか、チャンポンスープに背油とタマネギをトッピングし、ストレートの細麺を合わせたラーメンも。

 客単価は950円~1,000円を見込む。「今後チャンポン業態について具体的な展開の予定はない」と前園さん。「まずは一軒、銀座の皆さんに愛される店にしていきたい」

 営業時間は11時~23時。

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