築地のパン店「オリミネ ベーカーズ」(中央区築地7、TEL 03-6228-4555)が7月9日、仏産アイスをブリオッシュ生地に挟んだ「ジェラートサンド」の販売を始める。
オリミネベーカーズは、包装用品の老舗「つきじ折峰」(江東区)が「包装資材のアンテナショップ」を兼ねた「地元密着型パン店」を目指して今年3月にオープン。店内では食パンやバゲットなどの定番に加え、「さばサンド」「フォカッチャしらす」など築地で仕入れた魚介を盛り込んだ変わり種パンも販売し、オープン以来雑誌やテレビでも紹介されるなど話題を集めてきた。
「夏に向けたユニークな商品を」(取締役の杉本太郎さん)と、今回新商品6種を開発した。目玉となるジェラートサンドは、フランスのアイスメーカー「ラ・コンパニー・デ・デセール」のフレーバーをブリオッシュ生地に挟んで提供する。フレーバーはココナツ、マンゴー、ピーチ、バジルの4種から2種を選ぶスタイルで、価格は390円。
そのほか、さばサンドに次ぐ築地シリーズ第2弾として、夏の旬魚穴子をしょうゆだれに漬け込んでキュウリとミョウガと共にサンドする「あなきゅう」(520円)、いちじく(260円)、ココパイン(200円)、ツナサンド(180円)、コーンチャバタ(200円)も発売を開始した。
杉本さんはジェラートサンドについて「アイスはどのフレーバーも特徴的で、『とんがった』味を楽しめる。ブリオッシュ生地の甘さとフレーバーのとんがりが合わさって、食べた瞬間に『サプライズ』を感じてもらえるはず。デザートのように楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は7時~19時。日曜・祝日定休。