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広島産カキ1万個を網焼き-築地場外でチャリティー「カキ祭」開催へ

広島県産カキ1万個を炭火焼きで販売

広島県産カキ1万個を炭火焼きで販売

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 築地場外「緑のマルシェ」(中央区築地4)で2月25日、広島産カキ1万個を網焼きするチャリティーイベント「第1回 瀬戸内ひろしまカキ祭 in TOKYO」が開催される。

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 主催は広島県瀬戸内ひろしまかき祭実行委員会で、広島県が策定した瀬戸内の地域経済活性化を目指す「瀬戸内 海の道構想」の一環として実施。広島産カキをPRしながら、東日本大震災による三陸産カキの流通量の激減を背景にチャリティーとして開く。「困ったときはお互いさま。同じカキの産地として何としても手助けしたい」(広島県地域政策局海の道プロジェクトチーム主査・柴山勝利さん)との思いから、売り上げの一部で養殖イカダを購入して宮城県気仙沼へ寄付し、カキ生産者の復興支援に役立てる。

 会場は築地場外市場が昨年から展開する復興支援土曜市「緑のマルシェ」。焼きガキ1万個を3個500円で販売するほか、カキフライ、カキ鍋、ピザカキまんじゅうなどのカキ料理、広島産レモン、日本酒などの販売も行う。

 広島産カキは「殻は小さいものの身が大きくぷりっとした濃厚な味わいが特徴」と柴山さん。カキは宮島、倉橋、安芸津の漁港で23日に水揚げされた1万個を運び込む予定。広島でカキ養殖に携わる若手を中心にスタッフを集め、食中毒予防のために一度蒸し、炭火焼きしたものにレモンを添えて配るという。

 会場ではアンケートを実施して回答者先着1000人に焼きガキを提供。「カキが大好きな人たちに、豪快にカキが焼かれる様子を見ながら、目でも舌でもカキを味わってもらいたい。カキ養殖業者との会話も楽しんでもらえれば」と柴山さん。

 開催時間は9時~15時(カキが無くなり次第終了)。

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