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築地場外市場で「半値市」-244店舗がマグロ、卵焼きなど一品限定販売

「半値市」への参加は店頭の黄色いちょうちんが目印

「半値市」への参加は店頭の黄色いちょうちんが目印

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 築地場外市場(中央区築地4)で5月3日、卵焼き、マグロ、ノリ、包丁など場外市場の品を通常の半額で販売する恒例の「築地半値市」が開催される。

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 主催は築地場外市場商店街振興組合などNPO法人「築地食のまちづくり協議会」に加盟する5団体。2000年から始まり、現在では約400店舗がひしめく市場内の半数以上の店舗が参加。前回は平日開催にもかかわらず約3万人が来場するなど、築地場外を代表するイベントの一つへと成長した。

 海産物、青果、肉類などの生鮮食料品から、加工食品、干物、料理道具、喫茶・飲食に至るまで、食にまつわる244の専門店が各店一品を通常の「半額」で販売。「より多くの方に喜んでもらいたい」(同協議会事務局長の鹿川賢吾さん)との思いで、今年はゴールデンウイーク期間中の祝日で、開市日にも重なる5月3日に開催する。

 市への参加は店頭に掲げる黄色いちょうちんが目印。毎年100人以上が並ぶ人気の卵焼を筆頭に、マグロ(1キロ3,000円)、明太子(1キロ3,000円)、手作りさつま揚げセット(500円)、すしノリ(3帖1,050円)、煎茶かりがね(1,050円)、国産牛サーロインステーキ(1枚200グラム750円)、徳用花かつお削り(100グラム200円)、天然利尻昆布(100グラム500円)など、各店の「自慢の逸品」が半値で提供され、「限定数があるところは行列ができる」(鹿川さん)とも。

 今回は、フードイベント「飲みねぇ食いねぇ」を6年ぶりに開催。築地場外B棟跡地広場を会場に、「白河ラーメン」「会津カレー焼きそば」「浪江焼きそば」などの福島の麺グルメを中心に、築地場内からはカレー専門店「中栄」、中華料理店「幸軒」、すし店「すし富」と、「松露」「鳥藤」「近江屋牛肉店」「浜藤」「紀文」から成る「築地場外食堂」などが出店し、フードを提供する。開催時間は8時~14時30分。

 「年に一度の半値市。築地の逸品が半値で買えるのはこの機会だけ。特設会場ではおいしい食べ物を食べ、ビールも飲んで楽しめる。ぜひ築地に遊びに来ていただけたら」(鹿川さん)。

 開催は10時~(売り切れ次第終了)。

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