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銀座に焼き鳥店「鶏かじ 一杯 ちゃぼうず」-鉄板焼きから業態転換

立ち飲みから着席スタイルへと一新した店内

立ち飲みから着席スタイルへと一新した店内

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 銀座・泰明小学校近くに3月20日、名古屋コーチンや千葉県産水郷赤鶏など全国の地鶏を日替わりで提供する焼き鳥店「鶏かじ 一杯 ちゃぼうず」(中央区銀座6、TEL 03-3571-0017)がオープンした。

ちょうちんなどもスタッフの手作りという店舗外観

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 運営は、銀座を拠点に飲食店3店舗を手掛ける中里(銀座1)。社長は中里浩士さんで、2004年に銀座1丁目で「酒菜庵 ちゃぼうず」を個人経営し、2007年に有限会社化。同年に同店を拡大リニューアルオープンし、2009年に「串揚げ×鉄板焼き ちゃぼうず」(銀座7)を、2010年に「てっぱん居酒屋 ちゃぼうず」(銀座6)を開いた。

 立ち飲みスタイルで鉄板料理を提供していた「てっぱん居酒屋 ちゃぼうず」から業態転換した同店。これまでも鶏を鉄板焼きで提供してきたが、「焼き鳥なら炭火がいいのでは」「着席スタイルで落ち着く店にしたい」との思いで閉店。約1カ月半のリニューアル期間を経て、着席スタイルの焼き鳥店として再オープンした。

 内装は中里さんやスタッフらも手伝い一新。パーティションや出入り口に古材を取り入れ、「落ち着く雰囲気」に仕上げた。店舗面積は10坪で、カウンター5席を含め21席を用意する。

 料理は定番で用意する「茜鶏(あかねどり)」に加え、「名古屋コーチン」「水郷赤鶏(あかどり)」「甲州頬落鶏(ほほおとしどり)」など全国のご当地鶏を日替わりで提供。串は、かしわねぎ間、ソリレス(ハラミ)、シロアカ(白レバー)、ココロ(ハツ)、鶏チャーシューを串に打ったチキンロール「太鼓」(230円)や、中に麻の実を練り込んだ「特製つくね」(250円)など約10種。そのほか、「ちゃぼうずの全部の店で提供している人気メニュー」という「ごぼうの空揚げ」(680円)や、日替わりで3種用意するおばんざい、ささみのたたきなどの一品料理も置く。

 ドリンクはビール、日本酒、焼酎、ワインなど。日本酒はカップ酒約10種を780円で、ワインは赤・白各10種程度のボトルを全て2,500円で、それぞれ提供する。生ビールは580円。

 業態転換では「工期が1カ月半かかり、開店が遅いと常連客に怒られた」と中里さん。「ちゃぼうずは、『ちゃぼ』と気軽に呼んでもらいたいと思って始めた店名。料理のおいしさやサービスは当たり前として、お客さんに『とりちゃぼ』というあだ名で呼んでもらえるような、気軽で元気を与えられる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は17時~24時。

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