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築地4丁目施設で初の「築地バイキング」-5店舗コラボ「バラちらし」も

「千秋」店主の小川貢一さん(左)と「ボン・マルシェ」シェフの薄公章さん(右)

「千秋」店主の小川貢一さん(左)と「ボン・マルシェ」シェフの薄公章さん(右)

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 築地4丁目交差点の商業施設「築地おもしろ市場 築地共栄会」(中央区築地4、TEL 03-3541-5131)で9月15日、館内の飲食店5店が「自慢の品」を持ち寄る食べ放題企画「第1回築地バイキング」が開催される。

バイキング会場となる「築地ボン・マルシェ」の店内

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 主催は館内飲食店舗有志。20店以上の専門店が集まり、築地の文化や歴史を紹介する展示コーナーやインフォメーションセンターも設ける同館。乾物店や食肉加工品店などの物販店で共同開催する「福引セール」が好評を博していることを受け、「ビル内の飲食店は、近隣の路面店と違って来街者にアピールしにくい部分がある。飲食部門でもみんなで宣伝していければ」(「千秋」店主の小川貢一さん)との思いで共同企画をスタートさせた。

 2010年から現在までに、旬の魚介を共通テーマに各店で独自メニューを提供する「フードフェスタ」や、魚のさばき方や巻きずしの作り方など「プロの技」を伝える「料理教室」などを展開。バイキングは初の試みで、「お客さんに楽しんでもらいながら、共栄会ビルや各店の認知向上に役立てたい」(「ボン・マルシェ」シェフの薄公章さん)という。

 集まったのは、イタリアンをベースにした創作レストラン「築地ボン・マルシェ」(2階)、魚を扱う「千秋」「さかな竹若 築地本店」「まぐろざんまい」、そば店「築地薮そば」の5店。バイキングでは骨付き豚ロースト(ボン・マルシェ)、ねぎまぐろ汁(千秋)、釜飯(竹若)、ミニ丼(まぐろざんまい)、手打ちそば(薮そば)など各店が「自慢の品」を用意。ほかに各店を特徴づける「1品」を具材に盛り込んだコラボメニュー「特製バラちらし」もそろえるほか、小川さんによる魚の解体実演も行う。

 「バイキングはお客さんに料理を比較される場でもあり、やる方も半端な気持ちではできない」と小川さん。薄さんは「イベントを通して新しい店を知るきっかけにしてもらいたい。共栄会に行ったら『いつでも面白いことをやっている』と思ってもらえるように盛り上げていければ」と話す。

 イベントは、1部=11時30分~12時50分、2部=13時~14時20分。チケットは各回先着70人分を用意し、各店頭で発売している(2部はほぼ完売)。チケット料金は2,100円(3歳以下は無料、ドリンクは別途)。

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