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新・歌舞伎座開業まであと132日-カウントダウン時計が点灯

これから開業まで時を刻み続けるカウントダウン時計

これから開業まで時を刻み続けるカウントダウン時計

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 第1期歌舞伎座開場から125年目を迎えた11月21日、東銀座「ADK松竹スクエア」(中央区築地1)で第5期歌舞伎座開場へ向けたカウントダウン時計が点灯した。

点灯式には、俳優の坂田藤十郎さん、セイコーの服部会長、松竹の大谷会長らが登壇

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 演劇改良運動の中心人物だった福地桜痴が座主となって、理想の劇場を現出するべく1889(明治22)年11月21日に開業した歌舞伎座。以来改築と復興を重ねて1951(昭和26)年1月に第4期歌舞伎座が開業。現在は第5期開業に向けて建て替え工事に入っている。

 来年4月2日の開業まで、「あと132日」。同日からカウントダウンを始めた時計は、同じ銀座4丁目に和光本館・時計塔を構えるセイコーホールディングスが提供した。装飾は新しい歌舞伎座の設計を担当した隈研吾さんが担当。時計は舞台を象徴する「ひのき」板に納め、歌舞伎座を象徴する「赤」で縁取り、中央には歌舞伎座の座紋・鳳凰(ほうおう)をレイアウトした。

 点灯式には、セイコー名誉会長の服部禮次郎さん、和光社長の村上斉さん、日本俳優協会会長の坂田藤十郎さん、松竹の大谷信義会長、迫本淳一社長が登壇。カウントダウン時計は第4期歌舞伎座の閉場時以来2回目の設置となり、「前回はお別れまでを刻む時計で、寂しい気持ちだったが、今回はオープンへの期待がこもった時計」と大谷会長。藤十郎さんは点灯した時計を見て、「さぁやらねばやらん、という気持ちになった。第4期の閉場以来若い人たちが頑張っているが、自分もまだ若い」と笑いを誘った。

 時計は今月26日、松竹が本社を構える東劇ビル(築地4)1階の劇場大看板上部に設置予定。その後歌舞伎座の工事が進むのに合わせて、来年2月をめどに歌舞伎座前に設置する。

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